人を説得する3つの要素

説得の基本『アリストテレスの三原則』 ～人を説得するには「論理・感情・人間性」の3つの要素が必要～

人を動かすためには、相手を「説得」する必要があります。 「どうやれば人をせっとくできるか」という方法論は、古代から大きなテーマでした。 そんな「弁論術」を体系化し、後世に大きな影響を与えたのがアリストテレス。 古代ギリシャの哲学者です。 アリストテレスは、人を説得するには3つの要素が必要だと説きました。

①ロゴス(論理)=人を説得するには論理的でなければならない ②パトス(感情)=人を説得するには感情に訴えなければならない。 ③エトス(人間性)=人を説得するには信頼される人間性をもたねばならない。

説得には、このアリストテレスの三原則を常に意識することが極めて重要です。

①は相手側のメリットを理屈で訴えればいいので、比較的取り入れやすいです。 ②は何かをしてあげることで相手に貸しを作ることで向き合いやすい環境をつくっていきます。 ③は好きな人から「信じてもらえる人」になることを考えていきましょう。

男女の関係においてもアリストテレスの考え方はとても大切になります。 言葉が足りないことでコミュニケーションが上手くいっていないようであれば、こり三点は意識してみてください。