不安情報を見すぎると人生が上手くいかなくなる
- 月下輝政

- 2019年9月23日
- 読了時間: 2分
心配性や不安症の人は、「不安」という色眼鏡を通して世界を見ている。
つまり、そんな人にとって世界は危険で溢れかえっているように見えてしまう。
イリノイ大学のカレン・がスパーによると、すべての物事が危険にみえてきてしまうらしい。
彼女が113人の大学生に、アフリカの飢餓、エイズに感染する見込みなどを推定させると、不安な人ほど実際の数値よりも極端に高く推定したようだ。
またこういった人は「これは本当に安全か」と気にしすぎるあまり、余計な情報を仕入れては真贋の判断がつかないままの情報を鵜呑みにして、さらなる不安を抱える、不安スパイラルに陥る傾向がある。
ここまでさまざまな事象に不安を感じていると、人生そのものがつまらなくなる。そこかしこに危険を感じる状態では、何をするにも尻込みしてしまい、何の行動もできなくなる。
「明日の事は明日案じよ」という言葉もあるように、ある程度は割り切る前向きさも大切なようだ。
このことを恋愛や婚活に当てはめてみてほしい。
悪い状況であれば、現状をそのまま周りに伝えてしまう。
その現状からしか周りは判断できないから、伝えてきた人の立場に寄せた情報を伝えてしまう傾向がある。
このようなことは世間では良くある話だが、不安から不安を生むという連鎖は自分自身が起こしているかもしれない。
前向きな情報であれば、前向きな行動ができているはずだから。





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