他者への配慮の違い
気づかない男・先を読む女
女性は他人の心を読んで、先読み行動をするのが得意です。 「こんなことをしてあげたら、喜んでもらえるかもしれない」 「言われる前にこれをしておいたら、褒めてもらえるかもしれない」 など、そういう計算を自然にできるタイプが多いのです。 コーネル大学のユリー・ブロンフェンブレンナー氏が小学五年生の12クラスを対象に、大人を意識した行動について調べたところ、男子に比べ女子の方が大人に認めてもらえそうな行動に心がけていることがわかりました。 女性は小学校の頃からすでに相手が喜びそうなことを先読みして行動している、おりこうさんなのです。 授業中に悪ふざけをしたら先生の気分を害するだろうし怒られるだろうなと、女子は先を読んで考えられるので静かに授業を受けますし、家庭でも親に叱られるようなことは基本的にしません。 ところが男子は大人がどう思うかなどおかまいなしに自分勝手なふるまいをし、結果として大目玉をくらうのです。 大人になっても基本は変わらず、職場でお茶を用意したり、特別なお客様の為に掃除をして、お花を飾るなど、細やかな配慮が得意なのは女性です。 残念ながら男性はそういう計算ができません。 男性は数学的な計算力については女性よりも能力が高いのに、配慮への計算は女性に全く及ばないのです。 自分の関心があまりないことについて意識が向かず、頭が働かないのが男性です。
男性へアドバイス
女性の細やかな配慮に気づくよう心掛けて「今日の◯◯、ありがとう」など、きちんと見ていること、気づいていることを女性に伝えると、あなたへの評価と信頼がぐっと上がります。
女性へアドバイス
男性は先を読むのが得意ではないことを意識して、フォローを心がけましょう。 周りが見えていないと男性に感じたら「◯◯したほうがいいかも」とさりげなくアドバイスするのも有効です。
