占い師が考える「追われる恋愛」とは?
最終更新: 2020年12月19日
「追われる恋愛」とはなんでしょうか。
たとえば、キッチンに立っていると、後ろからギューっと抱きしめられる。
毎日会って一緒に寝ている旦那さんなのに、お昼休みに「今、何してる?」の電話がかかってくる。そんな、彼や旦那さんから
「気になって仕方がない」
「触りたくて仕方がない」
「好きで好きで仕方がない」
「もっと自分の側に置いておきたい!」
と思われるような恋愛のことです。
このような恋愛をしたかったら、自分は相手を追わないこと。
自分が追っていたら、相手は追えません。
もちろん、いつもくっついていたら、追うことはできません。追いかけさせたかったら、物理的な距離が必要なのです。
どうすればいいかと言うと、逃げるのです。
あんまり遠くまで逃げてしまい、相手が「最近構ってくれないよね」と言い出したら、ちょっとだけ近づいてあげましょう。
人間はやはり、魅力的でおいしそうなものがほしくなるもの。
「私、おいしいよ。私、すごいいい女だよ」と少しずつアピールしながら、少しずつ逃げる。相手が「やっぱりいいや」となったら、「ここだよー、もうちょっとがんばったら手が届くよー」というのを見せて、また距離が縮まったら少し逃げる。その繰り返しです。
毎日連絡をしていたら、彼は連絡をくれなくなることも...
彼からすれば、自分から連絡しなくても、彼女が近くにいることはわかっているし、彼女が毎日何をしているのかも知っている状態。
彼女が自分のことを好きなことも当然知っているから、「俺のこと好き?」と聞く必要もありません。
でも、距離を保った場所にいて、彼と反対の方向を向いていれば、彼が「俺のこと好き?」と聞かざるを得ない状況が生まれるのです。
だから私たちは常に、自分が今、相手に対してどの距離にいるのかを確かめながら恋愛をしなければなりません。
私は結婚していますが、たとえば、旦那さんがちょっと冷たいことを言ってきたり、態度が横柄だったりするときは、「あ、いまは距離が近づき過ぎているんだな」と自覚し、すぐに距離を置くように努めています。
この「距離を置く」というのは、結婚しているとなかなか難しいですが、独身であれば簡単です。電話に出ない、LINEを既読にしない、これだけで簡単に距離を取ることができます。
自分が「追ってもらえるような距離」にいるのか、常に確かめながら恋愛をしましょう。
