「好きじゃない」などマイナスの感情はもつな
- 月下輝政

- 2019年9月23日
- 読了時間: 2分
脳内をめぐる情報には、必ず「好き」「嫌い」のレッテルがはられます。
その結果どんなことが起きるのでしょうか?
人間の目や耳から入った情報は、神経を通って視覚中枢や聴覚中枢にとどいて、そこからさまざまな脳内の神経細胞と、その情報を伝える多くの神経回路を経由します。
これらの神経群のことを総称して「A10神経群」と言います。
脳内で考える仕組みが働く前に、脳内情報は必ず「A10神経群」を通り
「好きだ」「嫌いだ」「感動した」
といったレッテルを付加されます。
つまり、人間の脳が理解したり、嗜好したりして記憶する情報は、全て感情のレッテルがついたものなのです。
このことから分かるのは、理解力、思考力、記憶力などの脳の力は、どれも最初の感情によってそのパフォーマンスは左右されるということ。
一度マイナスのレッテルをはられた情報は、しっかり理解できず、思考が深まらず、記憶もしにくくなってしまいます。
試験にむけて勉強するとき、恋愛するとき、仕事に取り組む時、スポーツするときなどに、最初から
「おもしろくない」「好きになれない」
と思ってしまうことはありませんか?
一度「A10神経群」で「嫌い」というレッテルがはられてしまうと、脳はその情報に関して積極的にはたらかなくなります。
脳の理解力や思考力、記憶力を高めるためには、まず
「おもしろい」「好きだ」
というレッテルをはらなければなりません。
「好きになる力」を養うことはそのまま「頭を良くすること」であるともいえるのです。
(脳に悪い7つの習慣から引用・コンビニで書籍は販売されています)
【みなさんへアドバイス】
まずは、興味をもつことを習慣にしていくべきですね。 気持ちを前向きにして取り組み、ハードルを越えることで好きになれる場合もあります。 簡単なことから進めていくと「勝ち癖」がついてくるので、そこから自信もついてくるのです。





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